ダイドーグループホールディングス株式会社

地域コミュニティへの貢献

「地域コミュニティ貢献積立金」を活用した社会貢献活動

私たちは、「人と、社会と、共に喜び、共に栄える。その実現のためにDyDoグループは、ダイナミックにチャレンジを続ける。」のグループ理念のもと、世界中の人々が楽しく健やかに暮らすことのできる豊かで元気な地域社会づくりのために、良き企業市民として、地域コミュニティの活性化に貢献します。

【活動テーマ】
  • 1.人と人とのつながりを通じた地域コミュニティ活性化への貢献
  • 2.地域コミュニティ活性化に貢献できる人材の育成
  • 3.地域の伝統文化、豊かな自然環境の保護
  • 4.文化振興につながる観光の促進
【活動方針】
  • 1.官民、市民社会とのパートナーシップの推進
  • 2.従業員のボランタリー(自主的・自発的)な活動の支援

本活動は、継続的な社会貢献の実現を目的とした「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しております。一時的な支援にとどまらず、単年度の業績に左右されることなく中長期的な支援を行うために、こうした目的積立金の方式を採用しています。

ロンドン日本人学校への飲料寄付

ダイドードリンコUKは、2021年10月、ロンドンの日本人学校に対し当社グループの飲料の寄付を行いました。

この活動は、地域コミュニティへの貢献活動の一環として、ダイドードリンコUKがダイドーグループ海外事業統括部と連携し、初めて行ったもの。近隣の同校に対し働きかけを行い、当社グループのサステナビリティに関する理念に賛同いただいたことから実現しました。活動を通じ、現地の日本人コミュニティにおける当社グループの認知度向上も期待できます。

寄付当日は、同校の創立45周年を記念した文化祭の校内発表が実施されるのに合わせ、ダイドードリンコUKとダイドードリンコトルコの従業員が学校を訪問。トルコ国内で製造されるミネラルウォーター「Saka」や日本で販売されているダイドードリンコの清涼飲料水などをダイドードリンコUKオリジナルのトートバッグに詰め、文化祭の閉会式で、生徒代表に手渡ししました。

今回、350人分の飲料詰め合わせを寄付したほか、2022年1月には同校の生徒の職場体験受入れを行うことを決定しました。

これを機に、当社グループは、今後も地域コミュニティへの貢献を強化していきます。

  • 文化祭の閉会式で当社グループの飲料を手渡ししました。

    文化祭の閉会式で当社グループの飲料を手渡ししました

  • 今回寄付を行った、飲料入りのダイドードリンコUKオリジナルトートバッグ

    今回寄付を行った、飲料入りのダイドードリンコUKオリジナルトートバッグ

経済的支援活動
東日本大震災で被災した子どもたちへの支援
東日本大震災で被災ちた子どもたちへの支援

ダイドードリンコでは、東日本大震災で被災した子どもたちに学び・自立の機会を提供するために、継続的な支援を行う「ハタチ基金」に2012年より毎年1千万円を寄付しています。

自動販売機体験授業の企画・運営

ダイドードリンコでは、「子どもたちに社会学習の場を提供し、地域社会に貢献したい」「社会インフラでもある自販機に興味や愛着を持ってもらいたい」という想いから、子どもたちを対象とした自販機に関する体験型の授業を全国の営業所で実施しています。紙芝居形式で行う「自動販売機の歴史」、自販機への飲料補充を行う「ローディング体験」などのプログラムを展開しております。

自動販売機体験授業の企画・運営

自動販売機体験授業を受けた子どもたちから喜びや感謝の手紙をいただきました。その一部をご紹介します。

※画像にマウスカーソルを合わせてご覧ください。

この活動は「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しています。

地域コミュニティ貢献積立金についてはこちらをご覧ください
ペーパークラフト自動販売機キットの提供

ダイドードリンコでは、「大切な資産である自販機を活用して社会に貢献したい」という想いから、子どもたちの個性を引き出す「ダイドードリンコ ペーパークラフト自動販売機キット」を制作しています。2019年は全国の子どもたちに3,500個を提供しました。
提供した団体や家庭からは、個性溢れるオリジナルの自販機と子どもたちの笑顔いっぱいの写真が届きました。

  • 福井県立奥越特別支援学校
    桒野 千世美 様
    子どもたちは自分たちで絵を描いたり、自販機の中を覗き込んで仕組みを見たり、ボタンを押して出てくるのが楽しいようで何度も何度も繰り返し遊んでいます。
  • 学習サポート ボランティア まつの会
    宮地 弥生 様
    組立は保護者の方が夢中になっていました。親子での工作の様子がとても微笑ましく、子どもたちも互いにアドバイスしながら真剣に取り組んでいました。
  • ボーイスカウト 海老名第3団
    寺島 健二 様
    みんな興味津々で、大人たちで作るより早く作り上げていました。
    本物のように扉が開き、ボタンを押すと飲み物が出てくるのに大興奮でした。
  • 学習法人信学会 栗林 聖樹 様
    自販機制作は、子どもにはけっこう難しかったです (>_<)
    それでも、シールを貼ったり、楽しんで作れました。お金も段ボールで作り、楽しく遊べました!
買いもの学習サポートシートの導入
お買いもの学習サポートシート

提供先の複数の団体から、ペーパークラフト自動販売機キットが自販機で飲料を購入する練習に役立ったという声が寄せられたことをきっかけに、2016年度からは新たに「お買いもの学習サポートシート」をキットに同梱。自販機でお買いものする方法を子どもたちが楽しく簡単に学習できるようサポートしています。

お買いもの学習サポートシート

「買いもの学習サポートシート」の活用事例
  • 買い物学習

    『miuを買うにお金はいくら必要かな?』

  • 買い物学習

    『お金をゆっくり入れていって』

  • 買い物学習

    『ボタンを押してmiuを購入!』

認定NPO法人カタリバ コラボ・スクール女川館 川井 裕子 様
認定NPO法人カタリバ
コラボ・スクール女川館
川井 裕子 様

ペーパークラフト自動販売機キットの作成を行う特別クラスを親御さんも交えながら実施しました。子どもたちは一生懸命に取り組み、先に完成した生徒が友人の作成を手伝う様子などが見受けられました。また、子どもたちは完成した自販機で遊びながら、お金を数えて入れて買い物をすることや自販機の仕組みなどを学ぶことができました。このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。

この活動は「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しています。

地域コミュニティ貢献積立金についてはこちらをご覧ください
こども110番のくるまによる地域の見守り
子ども110番のくるまによる地域の見守り

ダイドードリンコでは、地域社会の一員として子どもたちの安全を守るため、地域に密着した営業活動の特性を活かし、「こども110番のくるま」の取り組みを一部エリアで実施しています。本取り組みでは、犯罪に巻き込まれそうになった子どもが助けを求めてきた際に保護するとともに、子どもに代わって警察や家庭に連絡するというものです。本活動を通じてルートカーが地域社会に安心を与える存在となり、ダイドードリンコがお客様や社会から愛される企業として成長していくことをめざします。

東北エリアへのダンス授業サポート

東北エリアの“絆”を側面からサポートすることをテーマに、2012年より「踊育(だんいく)‐東北ダンスプロジェクト‐」を実施しております。

「踊育(だんいく)‐東北ダンスプロジェクト‐」とは…

被災地の子どもたちが体を動かす場が少ないという状況や、学校教育におけるダンス授業の必修化を促し、「ダンスを通して明るく元気になってほしい」との願いから、2012年10月よりスタートいたしました。
公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会の協力のもと、初年度は岩手県、宮城県、福島県の3県において、教員向けダンス研修会の開催および約30校の幼稚園、小学校を対象としたダンス授業を実施しました。
このような取り組みに対し子どもたちや学校関係者から高い評価を得たため現在では約100校に拡大し、展開しております。

  • 福島県 西郷村立米小学校 福島県
    西郷村立米小学校
  • 岩手県 盛岡市立東松園小学校 岩手県
    盛岡市立東松園小学校
  • 宮城県 川崎町立富岡小学校 宮城県
    川崎町立富岡小学校
「ダンス授業」の様子
宮城県 仙台市立鶴谷中学校 宮城県
仙台市立鶴谷中学校
福島県 福島市立金谷川小学校 福島県
福島市立金谷川小学校
ダンス授業を受けた子どもたち・先生方の声

ダンス授業を実施した学校から喜びの声を頂きました。子どもたちの素直なコメントや先生方からのありがたい感謝のお言葉の一部をご紹介いたします。

小学校1年生

ダンスをおしえてもらえてうれしかったです。むずかしかったけど、じょうずにおどれるようになりました。

小学校4年生

初めてのダンスだったけど、だんだん楽しくなって、最後は体が勝手に動いていました。

小学校5年生

いろんな振付を教えてもらえて楽しかったです。少し苦手意識があったけど、またダンスをやりたいと思います。

授業に参加された先生

子どもたちは、普段と異なるリズムや動きに刺激を受け楽しみながら踊っていました。プロ先生の教え方も大変勉強になりました。

授業に参加された先生

初めはあまり乗り気でなかった子も、先生の教え方が上手で、最後はみんな満足していました。先生の指導方法を今度取り入れたいと思いました。

ダンス授業を受けた子どもたちの声
「踊育(だんいく)‐東北ダンスプロジェクト‐」で、ダンス授業の講師を務める 公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会 五十嵐 修子 様
「踊育(だんいく)‐東北ダンスプロジェクト‐」で、ダンス授業の講師を務める
公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会
五十嵐 修子 様

私は、「踊育」をサポートするインストラクターとして、東北の子どもたちをはじめとする多くの方々と有意義な時間を共有しています。どの会場でも皆様が笑顔で「ダンスは楽しい!」と言ってくださり、私自身もやりがいを感じています。皆で一緒にダンスを楽しむ時間が今まで以上に増えていくことで、東北全体が更に明るく元気になっていくと考えています。これからも、皆様が笑顔で健康になれる本活動に精一杯取り組んでいきます。

この活動は「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しています。

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福島県の子どもたちの運動不足解消に向けた支援

福島県内の子どもたちの運動不足解消とストレス解消を目的に「踊育(だんいく)-親子ヒップホップ教室-@ふくしま」を実施しています。

「踊育(だんいく)-親子ヒップホップ教室-@ふくしま」とは…

福島県では東日本大震災における影響で、多くの子どもたちが外で活動できず体力低下が懸念されてきました。そこで、安心して遊ぶことができる福島県の屋内施設で、2歳~4歳の未就学児童を対象とした「踊育(だんいく)-親子ヒップホップ教室-@ふくしま」を2013年6月より開催しています。この取り組みは、親子でリズミカルなヒップホップダンスをすることで子どもたちの運動不足解消やストレス解消を図ると共に、運動する楽しさをお届けするものです。公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会の協力のもと、毎月定期的に実施しております。

踊育(だんいく)-親子ヒップホップ教室-@ふくしま
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは
「ロコモ予防ダンス-親子ヒップホップバージョン-」の様子

運動不足などにより、「運動器の障害のために自立度が低下し、介護が必要となる危険性の高い状態」で、近年若年齢化が問題とっています。
そのような状況を鑑み、2016年度から小中高等学校の健康診断でロコモ検査を実施することが文部科学省で決定されました。
「ロコモ予防ダンス-親子ヒップホップバージョン-」は理学療法士などの監修のもと、ロコモ予防への効果が期待できるプログラムとなっております。

福島県こども未来局長 須藤 浩光 様
福島県こども未来局長須藤 浩光 様

震災の影響による子どもの体力・運動能力低下や肥満傾向を解消するため、福島県では、幼児向けの運動プログラムを策定しその普及を図るなど、様々な施策を展開しているところです。
このような中、ダイドードリンコ株式会社が、東北復興支援の一環として、「踊育(だんいく)親子ヒップホップ教室@ふくしま」を福島県内において実施されていることは、小さい頃から体を動かすことを習慣づけるためのすばらしい取り組みであります。子どもの元気な笑顔は、輝く福島を取り戻す希望の光であり、貴社の取り組みに心から感謝申し上げます。

この活動は「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しています。

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地域の踊り学習を通じて子どもたちが地元愛を育むキャリア教育を支援

“子どもたちに地元への愛着と誇りをさらに持ってほしい”との思いから、2017年より「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」を実施しております。

「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」とは…

日本各地には、先人たちが体験した出来事、当時の祈りや想いなどを所作に込めて、今日まで受け継がれてきた伝統的な踊りが多数存在します。
「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」では、そういった地域に伝わる踊りの歴史や所作を踊りの保存会をはじめとする地域の方々から学び、そこにリズムダンスをミックスさせたオリジナルダンスを創作する授業を行っています。
創作したオリジナルダンスは、地域の方々へ発表することで、地域社会とのコミュニケーションを図っています。

踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-

「踊育(だんいく)‐東北ダンスプロジェクト‐」「踊育(だんいく)-親子ヒップホップ教室-@ふくしま」「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」の活動は、公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会の協力のもと、実施しています。

公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会
ダイドーグループ日本の祭り

ダイドーグループ日本の祭りダイドーグループは、国内飲料、医薬品、食品、海外の各事業分野で様々なステークホルダーの皆さまとのパートナーシップにより、お客様においしさと健康をお届けしています。例えば、グループ全体の売上高の約7割を占める国内飲料事業は、飲料の製造から商品の配送、自動販売機の設置、自動販売機への飲料補充、そしてリサイクルにいたるまで、そのすべてのビジネスプロセスが、地域社会をはじめとするステークホルダーの皆さまとの信頼関係の上に成り立っています。このことへの感謝の気持ちが、私たちダイドーグループのビジネスにおいて大切な価値観であり、地域社会が豊かで元気にあり続けることが、事業の持続的な成長の源泉であると考えています。

「ダイドーグループ日本の祭り」は、「人と、社会と、共に喜び、共に栄える。」というグループ理念のもと、2003年に始まりました。全国各地で大切に受け継がれている祭りを通じ、地域の皆さまに喜んでいただき、より豊かな日々をお過ごしいただけるお手伝いをしたい、地域の絆作りや活性化に役立ちたいという想いから始まったこの活動も、2023年でいよいよ21年目を迎えました。

祭りは地域の文化や歴史を映し出すだけでなく、地域の未来をも支えています。
祭りを元気にすることは、地域を元気にし、ひいては日本を元気にすること。
ダイドーグループは、日本の伝統的な文化を後世に伝えるという想いも込めながら、地域の方々や行政とも手を携えて、地域活性化に貢献してまいります。

日本の心のすぐそばに。

NPO法人 日本の祭りネットワーク
「NPO日本の祭りネットワーク」への支援

ダイドーグループは、日本の伝統文化である「祭り」の記録・調査・研究・広報を行うことで、「地域社会の価値向上」、「伝統文化の普及」、「地域経済の振興」に寄与することを目的とした「NPO日本の祭りネットワーク」の活動に協賛し、会員として継続支援しております。
この団体との連携により、社会的な観点が充実し、多角的な視野での活動を実現しています。

NPO法人 日本の祭りネットワーク

この活動は「地域コミュニティ貢献積立金」を活用しています。

地域コミュニティ貢献積立金についてはこちらをご覧ください