代表者インタビュー

消費税増税などにより経営環境が大きく変化した2014年4月、髙松富也が代表取締役社長に就任しました。目まぐるしいスピードで変化する事業環境においてDyDoグループの指揮をとる髙松富也が、どのような人物でどのような想いを秘めているのかについて、インタビューを行いました。

(2016年4月)

代表取締役社長 髙松 富也
  • DyDoグループの未来
  • 経営者としての歩みと学び
  • 経営者の素顔

DyDoグループの未来

社長が考えるDyDoグループの将来像
永続的に発展する企業グループ

当社は設立して40年余りですが、時代や環境が変化し続ける中で100年、200年と栄え続けている企業があり、それは大変素晴らしく、まさに当社グループがめざす姿です。永続的に発展していくために最も重要なことは、企業としての存在価値を明確にし、それを経営上の重要な価値基準「企業理念」として当社を取り巻くステークホルダーと共有することだと考えています。一方で、企業としての強みを活かしながら、時代や環境の変化に合った新しい価値を社会に提供し続けることも重要です。そのために、ビジネスモデルの革新や新規事業の確立、M&Aなどに積極的にチャレンジし、その過程でも守るべき価値基準である「企業理念」に立ち返ることで、企業としてのぶれない発展が実現できると考えています。

3代目社長としての信条
チャレンジする覚悟と勇気をもつこと

当社グループのルーツは、戦後すぐに始めた医薬品配置販売業にあります。そこから、薬やドリンク剤の製造を経て、自販機で缶コーヒーを販売する現在の姿に移り変わってきましたが、その過程には、絆創膏や飴、海外から仕入れた麦芽飲料の販売など、活路を求めて様々なことにチャレンジしてきました。このように、失敗を恐れず、チャレンジ精神をもって取り組んできたことで、今日の当社グループの資産が築き上げられてきました。今後も時代や環境が変化し続ける中で、当社グループは、次代にむけて新たな価値や新たな資産を創造していかなければなりません。創業から大切にしてきたチャレンジする覚悟と勇気をもって取り組み、永続的な発展をめざします。

熱い想いで取り組んでいること
自販機ビジネスにおける次代のスタンダードを確立すること

2016年4月から導入を開始したお客様と自販機を繋ぐ新しいサービス「Smile STAND」を皮切りに、ネットワーク化した自販機を様々な企業がサービス提供できるプラットフォームとして確立していきます。新しいモノやサービスが社会に普及し、定着するには、多様なものが乱立している状態から絞られる必要があります。「Smile STAND」や自販機IoTプラットフォームを次世代の“スタンダード”として確立するためには、消費者に選ばれることはもちろん、様々な企業を同じ陣営に迎えられる“オープンプラットフォーム”であることもキーになります。多くの企業が幅広いサービスを展開できる土台をつくり、多くの方のニーズを満たしていきます。

経営者としての歩みと学び

DyDoグループ入社のきっかけ
創業者である祖父の他界がターニングポイント

大学卒業後は、スマートハウスで世の中を便利にしたいという想いから大手電機メーカーに就職しました。働き始めて3年が経過した2004年、創業者である祖父が亡くなり、当社グループ創業時のエピソードを改めて知る機会となりました。それまでは、DyDoグループに入社するとしてもまだ先の話、はたまた、新卒で入社した企業で定年まで働くという考えもありましたが、人や社会との絆を大切にしながらチャレンジし続け、会社を発展させていこうという創業者の意志を継ぐことの重要性を感じたことがきっかけとなり、当社グループへの入社を決心しました。

社長業における今後の目標
“初めて”の業務が一巡し、今後は自ら成長の機会を創る

就任してしばらくは何もかもが初めての経験でしたが、実際に進めていく中で、「やればできるものだな」と感じ始め、「こうすればもっと良くなる」と新たな発想が生まれるようにもなってきました。初めてのことや不慣れなことはプレッシャーに思うこともありますが、それを乗り越えたときに新たな成長ができ、最近ではそれを楽しめるようになりました。今後は、さらなる成長をめざして、プレッシャーに感じるシーンを自ら創っていくことが重要だと考えています。

経営者として意識している視点
時計の長針、短針、秒針に例えた3つの視点

社長就任時に、経営の大先輩である方から、時計の針に例えた3つの視点を教えていただきました。「秒針」の視点では、日々のビジネスの状況を常に把握して、その日の課題に即座に対応し、結果や成果を出し続けていきます。「長針」の視点では、1~3年程度の見渡せる範囲で、年度ごとの業績を管理して目標を達成していきます。そして、「短針」の視点では、10年、20年といった時間軸で、世の中がどのように変化するのかを見定めた上で、会社の方向性を決めて、示していきます。このような3つの時間軸での視点を意識しながら、仕事を進めています。

座右の書
ビジョナリー・カンパニー 2 飛躍の法則

1巻では理念経営の重要性を説いていますが、2巻では理念経営を前提に、GOODからGREATな企業になるために必要なことを示しています。ここ数年の当社の状況や、めざしていく姿に重なる部分があり、共感する点が多くあります。社長就任後、まず始めに、全国の拠点を巡回して全従業員に新しいグループ理念・ビジョンを伝え、コミュニケーションを図ったのも、理念経営の重要性を認識していたからです。これからはまさにGREATな企業になるために、さらなる飛躍をめざしていきます。

経営者の素顔

学生時代の思い出
小学校から大学まで続けた野球

中学・高校ではキャプテンを務め、自らのプレーで結果を出すことにより、チームをリードしました。大学では一転してプレーで力を発揮することができず、挫折を感じながらも、裏方の役割を含めプレー以外でもチームに貢献できるようにしていました。野球を通じて身につけたチームワークは、1つのチームである会社をいかに運営していくか、という点で活かせるところがたくさんあるように感じています。

ご自身の性格について
新しい挑戦にワクワクします

本来は喜怒哀楽が激しい性格で、プライベートでは感情が顔に出ることもありますが、何があっても動じない冷静な経営者をめざしています。そのため、ポーカーフェイスに見えることもあるようですが、新しいことに取り組んでいるときなどは、心の中でワクワクしています。

最近、関心のあること
デバイスやアプリを活用した健康管理

活動量計と体重計をスマートフォンのアプリに連動させ、週ごとや月ごとに健康状態をチェックしています。毎日達成することはなかなか難しいですが、1日に1万歩を歩き、できるだけ長く睡眠時間を確保するように心掛けています。良い仕事をするためには、何と言っても体が資本です。社長に就任してからは、社長という役割に代役がきかないことを実感する機会が増え、健康への意識が更に高まっています。また、健康管理以外にも、ゴルフやマラソンで体を動かし、健康の維持増進に努めています。最近では徐々に長い距離を走れるようになり、フルマラソンの完走も果たしました。