ダイドーグループホールディングス株式会社

グループミッション2030って?

私たちが2030年にありたい姿

近年、事業環境の変化は目まぐるしく、この先、その変化のスピードはさらに加速していくと考えています。私たちがこれまで培ってきたビジネスモデルに機会とリスクの両面で影響を与えるのは、国内の人口動態の変化です。高齢長寿化が進む中で、人々の健康志向の高まりは、「こころとからだに、おいしいものを。」をスローガンに掲げる私たちにとって、果たすべき役割が増える一方で、人口減少に伴う労働力不足は、特に私たちの自販機運営に影響を与えます。

この変化に柔軟に対応し、DyDoグループとして継続的に成長していくためには、私たち自身も迅速に、ダイナミックに変化していく必要があります。そこで、私たちは目の前の事業の延長で物事を考えるのではなく、2030年にありたい姿を定め、その実現に向け、今何をすべきかを考えていくことが必要であると考え、2019年に、グループミッション2030「世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトするDyDoグループへ」を掲げました。

3つのステージを経て、ありたい姿を実現する

DyDoグループの一番の強みは、創業から行ってきた「お客様の一番近い場所」で、「お客様の求めるものを販売する」というビジネスモデルです。

DyDoグループの歴史はこちらからご覧ください

これからも、このビジネスモデルに磨きをかけ、お客様に利便性をお届けしていくことが私たちの果たすべき役割です。そこで私たちが今後、何よりも取り組んでいくべきことは、次の2つだと考えています。

  • ・労働力不足の時代に対応し「お届けする機能」をより強くすること
  • ・健康に対する意識が高まる中で、「お客様の求める商品を生み出す機能」を高めていくこと

グループミッション2030の実現に向けて、2030年までの期間を3つのステージに分け、それぞれのステージで「やるべきこと」を定めていきます。中長期的に大きく成長していくためには、盤石な基盤を構築することが重要です。そこで、2019年から最初の3年間は「基盤強化・投資ステージ」と位置付け、既存事業の収益改善を行うこと、今後の成長の礎となる投資を行うことなどを基本方針として掲げています。そして、この期間に実施した投資を次の「成長ステージ」、「飛躍ステージ」での実績につなげていきます。

2030年の事業ポートフォリオ

ありたい姿のイメージとして、グループミッション2030においては、事業ポートフォリオの基本方針を定めています。

2030年の事業ポートフォリオ

ここでは、「国内飲料事業のイノベーション」と「非飲料事業での第2の柱を構築」について、ご説明します。

国内飲料事業をイノベーション(変革)する

まず、当社グループの基盤になるのはコア事業である自販機ビジネスで、それは今後も変わりません。それは、全国有数の自販機網や、その自販機をオペレーションするノウハウが、私たちの「お届けする機能」の基盤であるからです。

また、財務面の理由もあります。自販機ビジネスはキャッシュ・フローの創出力がすぐれたビジネスモデルでこのキャッシュを生み出す力によって、私たちの盤石な財務基盤が築かれてきましたし、今後はそのキャッシュを上の「2030年の事業ポートフォリオのイメージ」でお示しする通り、次の成長に向けた投資に使っていくことを考えています。

つまり、当社が持続的に成長していくためには、何よりも自販機ビジネスがキャッシュを継続的に生み続けること、そのキャッシュ創出力を強化していくことが大事なのです。

これまでも、自販機の調達コストの低減や使用年数長期化などの取り組みにより、利益率の改善に努めてきました。今後は自販機設置後のオペレーションの見直しなど、これまでの業務のやり方そのものの改革を進め、効率的な事業運営を行える体制を築きます。これにより労働力が不足する中でも、グループのキャッシュカウとしての役割を果たし続けるべく、全国の自販機網を維持、さらに拡大するとともに、自販機市場における優位性を確立し、「お届けする力」を他のビジネスで展開するべく、検討を進めていきます。

国内飲料事業のイノベーションに向けて、取り組む施策はこちらをご覧ください
非飲料事業で第2の柱を構築する

私たちのこれからの成長のカギを握るのは、国内飲料事業に次ぐ、収益の柱を育てることです。「お客様の求める商品を生み出す機能」は、より一層高めていく必要があると考えています。

大同薬品工業(医薬品関連事業)が持つ医薬品・医薬部外品の製造能力や、ダイドードリンコの飲料開発のノウハウ、たらみ(食品事業)が持つゼリーをおいしく作る技術を融合し、さらに進化させていくことはもちろん、足りないリソースについてはM&Aを含めて補完していくことも考えています。例えば、今は大同薬品工業において受託製造を行うのはドリンク剤やパウチゼリーですが、医薬品関連事業として、錠剤やカプセルなど、その他の剤形にも受託製造の幅を広げていくこと、ダイドードリンコで取り組むサプリメントの通販事業をさらに大きく育てていくことなどが考えられます。

これらの取り組みを進めて、健康志向が高まる中で、「お客様の求める商品を生み出す機能」を強化し、こころとからだに、おいしいものを、お届けしていきます。

ビジネスモデル